イベントを終えて

河口無線

2008年08月22日 17:09

8月10日から17日にわたり、河口無線では “ お盆休み,オーディオ三昧 ”ということで
メーカー各社の協力を得、試聴会を行いました。
今回は、私も担当の一人として末席を汚しております。

システムの主役は B&W社のSignature Diamond 、これにGOLDMUNDの27.3L及び、
TELOS150L、そして、CDプレーヤーには、Lindemann822を使った組み合わせです。

もともと開放的な響きに特徴を持ち、空間の再生能力に優れたSignature Diamondですが、
これに質感の高さ、立体的な音場を構築する事で定評のあるGOLDMUNDを組み合わせる事で
さらに,その魅力を引き出そう、という試みです。
見た目に大げさでないこと、またその質感を損なわないことを考慮しこれらの製品を選んだわけですが、
当初こそ、ややうわずった響きも見えた本システムですが鳴らしこみが進むにつれ、随所にその実力を
発揮してくれました。

最後の1時間は試聴の枠を超え、個人的な嗜好を前面に出した選曲を行ないました。
ジェーン・モンハイトの「SURRENDER」より「IF YOU WENT AWAY」、マイケル・ブーブレの
「IT’S TIME」より「HOME」、そして恐らく、カーペンターズの最後のアルバムになるでしょう、
「AS TIME GOES BY」より「THE RAINBOW CONNECTION」です。
とりわけ、決して新しい音源ではないカレン・カーペンターの歌声の伸びやかさには思わず聞き惚れて
しまいました。
あたかも、目の前にカレンが歌っているような錯覚さえ起こさせる再生音こそ、本システムの真骨頂と
言えるでしょう。

試聴終了時刻をすぎてからも、数人のお客様が残っていただき、次々と持参のディスクをお楽しみ
いただきました。

初めての担当をまかされた今回のイベントでしたが、どうやら納得のできる結果は出せたのでは
ないか、と思います。

Signature Diamond につきましては、河口無線「オーディオ・インプレッション」のブログでも
取り上げています。
よろしければ、そちらも参考にして下さい。
                                                   担当 音村

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