2017年01月08日

PASS フォノイコライザーアンプ「XS-PHONO」

PASS フォノイコライザーアンプ「XS-PHONO」
PASS フォノイコライザーアンプ XS-PHONO ¥6,048,000



ハイエンドなアンプメーカー”PASS”より発売となった「Xs-Phone」 は、PASS 製品の中でフラッグシップのリファレンス・シリーズを意味する”XS” を冠する製品です。

Xs-Phono は、パスラボラトリー が誇りを持ってリリースする、シンプルに高音質と高品質を追求した製品です。
しかし、若干複雑な操作を必要とする製品でもあります。それはフォノ・イコライザー・アンプと言う製品の性格上、数マイクロボルトの音楽信号を数ボルトの電圧まで正しく増幅し、さらにRIAAカーブに正しくイコライジングを行うには、多くの正しい調整・設定を必要とするからです。

入力段には、3 つの設定可能なゲインに、独立した3 枚(片チャンネル)の別々の入力ゲインカード(基盤)を使用しています。リレーによる切り替えよりも、別々のゲインカードによるダイレクト接続の方がより高音質と高品質を追求できるからです。各入力ごとの設定がメモリー可能です。
回路基盤は、金メッキが施され長期間に渡る驚異的な安定性を有します。これはローレベルのフォノ信号を10,000 倍に増幅するには、最適な選択です。
使用されるトランジスタは、左右チャンネル合わせて6 枚のゲインカード毎に、選別・調整された東芝製FET(NOS = New Old Stock)を、合計84 個使用しています(一つのゲインカードに14 個使用)。パスラボラトリー は、現在入手困難なこの貴重なトランジスタをストックしています。
イコライザー回路には、ビシェイ社の抵抗とキャパシターを、最初のイコライザー・セクションに採用しています。使用パーツの選択は非常に重要でした。何故ならば高音質を安定して20年以上維持しなければならないと考えたからです。
基盤レイアウトは、デュアルモノで横並びの基盤構成となっています。電源部も同様の構成で、2 つのトロイダルトランスを使用しています。
フロントパネルの”Hi-Pass” を押すと、20Hz 以下(-3dB ロールオフ)をカットするローカットフィルターを装備しています。

「XS-PHONO」は、アナログレコードファンのための究極のフォノイコライザーアンプとしておすすめの製品です。


【主な仕様】
入力:3 系統(RCA)
入力負荷インピーダンス:30 Ω~ 47k Ω(30、50、75、100、140、160、250、330、500、1k、47k)
キャパシタンス(静電容量):100 ~ 750pF(100、200、320、430、530、750)
ゲイン:56、66、76 dB
出力インピーダンス:150 Ω
RIAA偏差:±0.1dB
歪率:0.005%以下(1mV/1K Hz)
消費電力:50W
サイズ:W483×H161×D374mm (amplifier、ノブ端子含 )、W483×H161×D351mm (電源部)
重量:16.0Kg ( コントロール部 )、18.0Kg ( 電源部)







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(株)河口無線 TEL 06-6631-0321
河口無線 TOP http://www.kawaguchimusen.co.jp/niponbashi.html







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